ディナゲスト錠のジェネリックがまもなく発売しますね

子宮内膜症、子宮腺筋症の治療薬ディナゲスト錠。

ディナゲストは1錠の薬価が475.5円と高額で、患者さんの1ヶ月あたりの負担額が1万円にもなってしまうんですよね。

そのディナゲスト錠のジェネリック薬品の発売が、いよいよ6月に迫ってきてます。

ジェネリックの薬価はまだわかりませんが、半額くらいだろうといわれています。

私の勤める産婦人科でもジェネリック薬品への変更にむけて、メーカーさんの出入りが慌ただしくなってきました。

そこで今回は、ディナゲストのジェネリックの情報をまとめてみました。

追記:今のところ、発売は6月9日(金)か6月16日(金)のどちらかではないかといわれています。
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ディナゲストのジェネリック・ジエノゲスト錠

ディナゲスト錠の後発品が様々なメーカーから販売されますが、注目すべきはやはり、「オーソライズド・ジェネリック(AG)」である持田製薬の子会社・持田製薬販売から出るジエノゲスト錠でしょうか。

オーソライズド・ジェネリック(AG)というのは、先発医薬品のメーカーから特許権の許諾を受けた他社メーカーが販売する後発医薬品のことをいいます。

オーソライズド・ジェネリックは使われている原料や添加物が先発品と同じなんです。

製造工程、製造工場も先発品と同じですし、違うのは製造販売元の会社名だけ。

今まで服用していたお薬と全く同じ成分のお薬が安くなるというのは、添加物による副作用やアレルギーを心配する患者さんにとっても、嬉しい事ですよね。

ディナゲストのジェネリック・保険適用に違いが?

成分が同じ薬ではありますが、ディナゲストとディナゲストのジェネリックでは保険適用に違いがあります。

ディナゲストは「子宮内膜症」「子宮腺筋症に伴う疼痛の改善」、この二つの治療に対して保険が適用されていました。

ところがディナゲストのジェネリックの保険適用は、現在のところ「子宮内膜症」だけになっています。

これは持田製薬販売のAG、ジエノゲスト錠においても同様です。

ディナゲストが「子宮腺筋症に伴う疼痛の改善」の保険適用を取得したのが発売から数年遅れの2016年12月だったため、ジェネリックもまだ取得できないのかもしれません。

それともこの保険適用の違いで、先発品との差別化をはかるのでしょうか。

後に「子宮腺筋症に伴う疼痛の改善」の保険適用を取得するのか、今後の情報にも注目したいと思います。

AG以外の後発医薬品は?

AG以外のジエノゲスト錠の発売会社は沢井製薬株式会社、東和薬品、キッセイ薬品、富士製薬、あすか製薬、マイラン、ニプロなどなど。

高品質を謳うAGに対して、AG以外の後発医薬品の品質が劣るのかというと、そんな事はないと個人的には思うんですけどね。

同じ成分の錠剤を先発品より小さくしたり、コーティングによって患者さんが服用しやすいよう製造に工夫を加えている後発品がたくさんあります。

それ故、添加物や製造工程が変わってしまうためにAGと全く同じ後発品とは言えないのですが。

AG以外の後発医薬品に対して効き目や副作用、安定供給など、諸々の不信感を持っている先生方もいます。

患者さんの中にもAG以外の後発医薬品に不安を覚えることもあるようですが、幸い私の勤務先の医院で、後発医薬品に変えたら効き目がなかったと仰る患者さんは今のところいらっしゃらないですね。

 

病気が身近に感じるようになってきた年代の私としては、後発品によって医療費負担が軽減される事は大変有難く思う反面、

これから先発品メーカーによるAGがどんどん出始めたら、後発品専業メーカーはどうなっていくのだろうと思う今日この頃です。

 

何はともあれ、ディナゲストのジェネリック薬品の薬価がいくらになるのかが今は一番気になりますね。

わかり次第改めてご報告させて頂きます。

最後までお付き合いただき、ありがとうございました。

コメント

  1. トモシロ より:

    ディナゲスト処方されてます。今日総合病院を定期受診して院外処方で薬剤師さんから「ジェネリック」が数社から発売される予定で、この薬局でも どの会社から入れるか、1社にするのか複数入れるのか検討中だといわれました。
    が、こちらのサイトで「腺筋症には対象外」?
    私は腺筋症で服用しているので無理なのかしら・・・院外処方なのでどういった症状で処方されているのか薬剤師は知りませんよね?私の保険証には「ジェネリック薬希望」のシールを貼っているので担当した薬剤師はジェネリックの話をしたのだろうけど・・・
    腺筋症には対象外であれば、今回の薬剤は使えないってことです?

    • ワタベ ワタベ より:

      トモシロさん。はじめまして。コメントありがとうございます。

      ご質問にあったように、ディナゲストのジェネリックは子宮内膜症のみが保険適用となっており、子宮腺筋症は保険適用外です。
      私の勤務先でも子宮腺筋症に伴う疼痛で服用されている患者さんには、今後も先発品のディナゲストを処方する予定です。

      院外処方されているとの事ですが、調剤薬局の薬剤師さんは患者さんの病名を正確に知っているわけではないので、トモシロさんが仰る通りおそらくお薬手帳をみてお話をされたのだと思われます。

      成分が同じなのに、とても残念に思います。
      どうぞお大事にして下さい。

  2. トモシロ より:

    ワタベ様
    返信 ありがとうございます。そぅかぁ・・・残念です。
    もう5年くらい服用していて「閉経すれば飲まなくていい」と思いながら現在49歳。
    私の閉経はいつ??仕事を続けているので服用しているけど仕事辞めたら支払いも大変なので働いてるようなもの。月1万、大きいんですよ。

    • ワタベ ワタベ より:

      トモシロさん
      そうですよね、月に1万円の医療費って大きいですよね。
      ディナゲストに限らず「同じ薬なのに何で?」と思う事や、効果があるのに保険が使えなかったり・・・医療事務をしていて、時々このような保険請求の矛盾に憤慨してしまいます。
      何もお役に立てませんでしたが、良かったらまたいらしてください。(^-^)